NaO 自然療法機構小雪

鈴木 章子 すずき しょうこ

 

 

日頃診察をしていると、動物と人間(飼い主)の関係性がいかに病気や症状に影響しているかを痛感します。
今年に入ってから診ている10歳の柴犬は、5年程前から檻をずっとガシガシ引っ掻く行動と、夜に突如攻撃的になるということで、飼い主さんご家族は心を病む程に非常にお困りでした。
言葉を持たない動物を診るには、些細なことでも飼い主さんから多くの情報を得なければなりません。
よくよくお話をお伺いすると、この柴犬には幼少期のトラウマと食生活の乱れ、環境の変化等がストレスとなっているだろうと思われました。
従来の西洋医学の薬だけでは、一時的な良化は認められても、根本治療には至りません。副作用も心配です。
当院ではホモトキシコロジーやバッチフラワーレメディ、食事療法等の自然療法を西洋薬とともに用いて統合的に診察しております。徐々にこの柴犬の状態は落ち着き、飼い主さんとの関係性も良くなってきています。

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